バス釣りを始めた頃から
通っていた釣具屋が今月で閉店する。
小学生の頃、兄が高校野球の練習試合が終わる間、親に店に降ろしてもらい、ずっとルアーを眺めていた。
今思えば、店員さんからしたら、何をしているんだ、と思ったいたはず。
全く飽きることなく、ワーム、プラグ、竿、リール、何度も何度も見ては触りをしていた。
誕生日プレゼントで親父にルアーを買ってもらった店も、竿やリールを買ってもらったのも全部、その店だった。
初めてがいっぱい詰まっていた釣具屋。
自分が運転できるようになって、その釣具屋に行くようになると、小学生がワームにオフセットフックの付け方を店員さんに、習っていた。
凄い良い光景だと思った。
そこからしばらく、社会人になり引っ越しをしてなかなか、その釣具屋には行けなくなってしまった。
先日、Instagramで閉店を知った。
閉店セールで全品50%オフ。店内はごった返していた。
最後に土砂降りの中店に行き、子供の頃の感謝を返せるように、大量に購入した。
なにか、子供の頃は大きく感じていた店内が凄く小さく思った。
釣具もネットで購入する機会が多くなっているけど、やっぱり店で買うことの意味や、それが思い出に変わること、懐かしく感じることが出来ること、そんな事を考える出来事でした。
素晴らしい思い出をありがとうございました。
ビッグウェーブさん